第62回 コミュニケーションに興味あるからアートよりデザインが好き。美術館の音声ガイドを対話音声にしたら面白いんじゃない?

アートが「問い」で、デザインが「問題解決」と定義したら、アートよりデザインが好き。

それは多分、「メッセージ」は、分かりやすく伝えることは難しくて、相手に伝えることにこそ価値があると僕は思っているから。だから、問題解決されたデザインに感動する。そのルーツは、僕のコミュニケーション好きから来ているようだ。

でも、アートはよく分からない。美術館に行っても、何これ?みたい気持ちになる時がある。メッセージがあるはずなのに、何が伝えたいのか分からない。そんなことだから美術館のガイドをやってるユウキさんと話すと、ついついアートについて疑問をぶつけてしまう。アート好きには面倒な男だ。

そんな時、美術館の音声美術ガイドを対話音声でガイドするようにしたら面白いんじゃないか、という話になったので、早速やってみた。

新宿のLOVEオブジェで鑑賞ワークショップ

新宿アイランドにあるLOVEオブジェを一緒に見に行った。その時のアート鑑賞の様子をお届けします。これは面白いかもしれない。人によってアートを見た時の反応は全然違うだろうから、いろんな人の組み合わせでLOVEを見に行って録音したらきっと面白いと思う。

この音声を聞きながら、新宿のLOVEオブジェを見に行って欲しい。新しい鑑賞用音声ガイドブックとして面白い。美術館から依頼が来たら本気で美術館ガイドブック作りますよ!コミュニケーションがある美術館ガイド!

最近、なぜかいろんな場所でアートの話になる。アートとデザインは比較するものでないのかもしれないけど、コミュニケーションやデザインが好きな僕にはアートの良さがよく分からない。創作者が何かを作る時はそこにメッセージがあるはず。それが鑑賞者に伝わらなければ残念でしょ。でも、アートを鑑賞しても僕はよく分からないことが多いのです。だから、コミュニケーションでなく一方通行な気がする。それを「問い」というのかもしれない。

感じるだけだと言う意見も分かるけど、あんまり感じたことない・・・。僕の感度が低い可能性は高いのだが、何かをキッカケに楽しさが分かれば良いなと思う。この話は僕には根が深いので今回はこのへんで止めときます。でも、鑑賞教育には興味でてきたよ。

ユウキさんのブログはこちら。鑑賞ワークショップ + 音声ガイド = ヨリミチラジオで実験!

.@unbirthday364 このラジオを聴きながら、はやく西新宿を歩きたくなりました。会話している二人と同じ時間に同じ場所にいるわけじゃないのに、まるで一緒に作品をみている感じが不思議。なぜか“ドラゴンボール”の話をしてたり、そんな寄り道話が楽しくて、何回も聴きたいです^_^

— 宇加谷 研一郎さん (@kenichiro_u) 11月 10, 2012

この投稿へのコメント

  1. アマン said on 2012.11.09 at 17:17

    今回も楽しく聴かせて頂きました、このような音声ガイドがきっかけで、アートに興味が湧くかたがでると、やる価値がありますね、第二弾もやるんですか?台湾のLOVEはTAIPEI101にあるようですね。

  2. ramen4423 said on 2012.11.09 at 20:33

    コメントありがとうございます。嬉しいですw。
    第2弾もやってみたいと思っています。音声の可能性っていろいろあると思うので、いろいろトライしていきますー。

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